うつし世は夢

楽しいお話を楽しくしましょ

野心的物語

心臓がゆっくり それでも力強く ドクドクと鼓動しているのが聞こえて、あぁ私は生きているなと実感する。

 

騒ぎになっていたであろう頃にはもう既に就寝していて、なんだか今日は目覚めがいいなと思いつつ起きた今朝。

パッと見たスマホの表示は大量の「浦くん」で埋め尽くされていた。

どの連絡を読んでもふ~んそうなんだ~程度にしか思わず、ひとつひとつに「浦くんってそこに組み込まれるんだね~」などと呑気に返事をして。

ひとりで昼食をとりながらふとやばくね?と慌てだし今に至ります。やばくね?(遅くね?)

 

え、どうしよう

 

ついこの間、グループに入ってますか?と聞かれて「いいえ」でなく「まだ」と答えた浦くんにそんな野心家なところとっても素敵!と騒いでいたばかりなのに。

なにわツアーの配信で赤チーム助っ人選抜されたり18兄のリーダーを任された浦くんに、大人の信頼勝ち取っていてそんなところが信用に値する!とときめいていたばかりなのに。

デビューが発表されて関ジュはどうなるんだろうという不安よりも、浦くんなんかやってくれそうでワクワク!と楽しみの気持ちでいられたのもついこの間なのに。

 

え、これ全部伏線でしたか?少年ジャンプですか?

 

浦くんの行く道に浦くんが咲かせた花たちを写真に収めてアルバムにしてまた同じ種類の花と出会えたとき少しでも成長していたらすごくうれしい、みたいな……

活躍の産物が伏線となり知らずのうちに回収されているとこの上なくテンションが上がる。今それ。

 

浦くんを応援してきた短い時間で「これは伏線回収……!」と勝手ながら思えた小さなエピソードは数個あるけど、今回のが今までいちばん。特大伏線回収。

 

自分の目標はあまり口に出さず不言実行をする浦くんが初めて教えてくれた「……ボクらもユニットを組んでみたいです!」って言葉。

「……」に表れる言い淀んだ感と「!」で締める堂々さには不安とそれでも意志の強さが見えて。

そんな大きな目標が今叶って、こうやって浦くんのアイドル人生は紡がれていくんだなと思った。

 

浦くんが強く凛々しく活動していく中で、彼自身が教えてくれたり私が感じとったりしたひとつひとつがどんどん積み重なってそして大きくなっていって。

たまにあんなこともあったよねなんて思い返したり、そうやってずっとずっと繋がっていく浦くんの物語。

1ページまた1ページと刻まれたそれを今読めていることがどれだけ幸せか……。

 

鳴り止まない鼓動が、浦くんがグループ結成をした同じ瞬間に私が生きていると教えてくれる。

 

生きててよかった 本当に。

これからも同じ時を分かち合えたらうれしくてたのしくてしあわせ。

 

浦陸斗くん グループ結成おめでとうございます。

「野心的」という言葉がぴったりなあなたに花束を。