うつし世は夢

楽しいお話を楽しくしましょ

ピリオドの彼方

あっれ~?!おかしいな~!ジャニオタ辞めたはずだったんだけどな~~~~???!!?!!(見覚えのある出だし)

 

ジャニオタ辞めたくせにノリで見たドリアイが良すぎて3ヶ月で出戻った2020年。そして3年後、万物は流転するもんね~~~~~!ヘラクレイトスってやっぱすげえや。

もうなんかオタク疲れちゃったしオタクという肩書きとさようならしたいな、の気持ちでオタ卒宣言をしたのが去年の夏終わりとかでした。

数えたら半年も我慢できてない。ウケる。堪えられなさすぎるだろオタクを。

 

この半年弱、浦くんのことを好きな気持ちは多分ずっとあって、情報は全然追えてなかったけど顔を見ればしゅきめろでぃ~・ダンスを見ればしゅきめろでぃ~・思想の強さに特大しゅきめろでぃ~(IQは0以下で♡)とはなっていたんですが、まぁ、あのー、現実に好きな男が、、出来まして、、、

ちょっと正直そちらに熱中していたわけです。

 

オタクスタンスが"記録"なので「現実の男ってなんの媒体で理解を深めればいいの?!」「デートの記憶ってなんで円盤化されないの?!」とか新しい世界はドギマギ☆刺激強めのワンダーランド!って感じで楽しかったんですが、

如何せん"記録"のオタクスタンスが足を引っ張り、全てを覚えていられないことも、そもそも好きな人の雑誌が発売されないことも(?)、かなりのストレスで。

他にも色々ありましたが一言で説明するなら冷めました。

つかテキストが存在しない人間をどうやって好きになれって言うんだよ?!!!我、テキスト厨ぞ!!?

 

現実の男とデートしたり夜通し喋ったりスキンシップや可愛いって言われることもそりゃ楽しかったし舞い上がったけど、ひとりの人間が纏ったアイドルという鎧をじっくり深々と考察すること以上に生きていることを実感することってないです。

 

突然、なんでだか分からないけれど本当に突然、浦くんってやっぱり可愛いよな~と思って。誘ってもらったアンビリーバボーでの浦くんのあれやこれを反芻しているうちに、やっぱり浦くんについて考えたい!と思って。

 

好きな人と会うとき、念には念でオタバレしそうなツイッターとかはてブロとかアプリごと消していて、消したまま忘れていたはてなブログを再インストールして自分のブログを読み返したとき、

私そういえば浦くんのこういうところがめちゃくちゃ大好きだったよなっていう記憶たちが走馬灯のように思い出されて涙が出てきました。

一度あったことって本当に忘れないんだ。銭婆、そういうことだったんだね……。

 

 

ドラマ出演をオーディションで勝ち取ったとき、「応援してくれているみんなのことが思い浮かんではやく伝えたいと思いました」ってコメントしてた浦くんとか、そんな浦くんに想われるオタクになりたいって思ったこととか。

ジャニーズに入った理由を「親戚の勧めもあったけど最終的には自分で決めて自分で書類を書いたから、総じて言うと自分の意志」と答えた浦くんとか、それに対してこんなにも懇切丁寧に入所理由を最初から最後まで教えてくれるひと初めて!って微笑んじゃったこととか。

それでも全ての選択の最終決定権は自分にあることをまだ10代ながら自覚している責任感に痺れたりとか。

 

 

アンビリーバボーの未成年の主張で「クイズ王になりたい」ってでっかく潔く決意表明していたのを見て思い出したことがあります。

AmBitious結成当初「頭脳はあまり前面に出さないでおこうかな」って言ってたんですよ。

「本当のインテリは"インテリ担当です"とは自分で言わないので(笑)」っていうなんともちょっとひねくれた理由を添えて。

私はそれをインテリ担当にはなりたい本心はあるけど見せびらかさないでいくっていうことなのかなって解釈したんですが、今では決意表明にするほど見せびらかしてくれているんだと思ったら嬉しくてたまらなくて。

 

舞台のワンシーンという半ば強引な宣言ではあったけど、元々夢や目標を大っぴらにするほうでもなかった浦くんが大々的に夢を教えてくれること。

考えを捏ねくりまわしすぎて回りくどくなってることもある浦くん(とても可愛い)が簡潔に言い切ってくれること。

そしてそんな無防備な自身を委ねられる環境があるということ。

 

これまでの全てと今に至るまで、そして今この瞬間とこれからを出来る限り取りこぼしたくないなってそう思ったんです。ずっと見ていたいなって、心から。

 

ということで人間に備わった偉大な機能"忘却"をまたしても使いこなせなくなった欠落人間、オタクに出戻ります。

何度思い出せなくなったって浦くんのことは忘れられないんだね。