うつし世は夢

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純真デザイア

俳優としての舞台出演は本作品が初となる。

舞台『今度は愛妻家』の浦くんの紹介一文の最後に書いてありました。

"俳優として"・・・そっか、浦くんってアイドルとして起用されたのではなく、俳優として舞台に立つのか・・・。

 

まってむりわろたかっこよすぎて草。

私の全語彙を総動員して今の感情に見合った言葉を選ぶとこうなります。

どうやら人間ってこの5単語で生きていけるっぽい。

 

アイドルを天職として生きる浦くんが俳優で抜擢されたの、このかっこよさどうやって伝えたらいい?

 

暗殺教室で出てくる「第2の刃を持たざる者に、暗殺者の資格なし!」って台詞が好きなんですけど、浦くんって第2の刃どころか第5の刃くらいまで持ってそうですよね。

長所として武器にするべき"第1の刃"はもちろん、それ以外の"第2の刃"を磨きなさいってそういう話なんですけど、浦くんってどうにも隠しているだけで戦える武器を持ちすぎている。

 

得高い千手観音だってこれ見よがしに自分の腕を掲げているのに(?)、浦くんは見せびらかしたりしない。

千手観音は菩薩だから浦くんって如来なのかも!(※如来は仏のトップらしい)

 

 

AmBitious結成してすぐのインタビューで「頭脳はあまり前面に出さずにおこうかな」って言った浦くんが大好きなんですけど、

その理由が「本当のインテリ担当は"インテリ担当です"とは自分で言わないので(笑)」なの、理性のもとに欲望を支配していてすごい。

 

インテリ担当になれる気質があると自覚しながら、それを自分で売り出さない選択ができるんですよね浦くんって。

その売り出さない理由に"本当のインテリ担当になりたい"という欲があるのも、その欲を表向きには見せないのも、浦くんの賢さだなと思います。

我々は結局、浦くんの手のひらで転がされるしか道はないわけです。

 

どんな分野の偉人になりたいかを取材されたときにも、その質問に真摯に答えた上で、「でも偉人って周りに評価されてなるものなので、自分で○○偉人とは名づけません。」ってマジレスしていたり、

周囲に認められてこそ一人前!みたいな、周りからの評価に一定の欲を垣間見せるんですよね。

 

だから浦くんが自分の武器を見せびらかさないのにも、なにかしらの欲とそれに基づいた理由があるんだと思うんです。

普段は理性を伴って大っぴらに公開しない第2の刃が日の目を浴びる時がきたのだと思うと、これ以上ないほどにワクワクします。

 

 

「あとお芝居が好きやから、ジャニーズ以外の舞台に出るのも憧れやねん。」

AmBitious結成を知らされるよりも前からそう語っていた浦くん。今回の舞台は念願叶ってのものでしょう。

 

今、AmBitiousの勢いがすごいことに対して、推されはいいよねってやっかんでくる人もいるし、浦くんが掴み取ったこの舞台も推されの一環だと思われても仕方がないのかもしれません。

 

それでも、今までのジャニーズ舞台やジャニーズドラマでオーディションをかいくぐって目立つ役をいただいてきた浦くんの功績は消えないし、

今回の舞台がオーディションであろうとそうでなかろうと彼を推薦するなりオーディションに参加させるなり、浦くんに期待した大人が確かにいるはずで、

その期待は間違いなく今までの浦くんが手繰り寄せてきたものだよなと、しがないオタクは思います。

 

チャンスはどこにでも浮いてるけど、それをつかむかどうかは自分次第

浦くんが好きな言葉に必ずと言っていいほどあげるこの一文。

自分の行動において一端を担いでいるのは自分であるという意識の強さを感じます。責任感があるんでしょうね。

 

ジャニーズに入った理由を聞かれて、「親戚の勧めもあったけど最終的には自分で決めて自分で書類を書いたから、総じて言うと自分の意志」と答えた浦くんもそう。

 

自分の人生の最終選択権は自分にあるのだと10代半ばで気づいているんですよ。すごくない?

そんな浦くんだからこそ、外部舞台への出演をもっともっとでっかく誇っていてほしい。

浦くんが自分自身で決めて歩んできた人生の結果のひとつだと思うんです。

 

 

公式が言うには俳優・浦陸斗の初舞台なわけですが、アイドル・浦陸斗はきっとこの活動をアイドルとして還元してくれるはず。そう思えて仕方ない。

自分に備わった素質をあえて売り出さない選択をできる聡いひと。でもそれは"アイドル"を主軸に戦いたいと思っている証拠なような気がします。

 

どうかこのお仕事がキラキラアイドルが好きでキラキラアイドルを目指す浦くんの強みになりますように。

 

 

改めて、浦くん、舞台『今度は愛妻家』出演決定おめでとうございます。

チャレンジしたいことにお芝居をあげていた浦くんが、こんなにも素敵な環境で夢に挑戦できることを心から嬉しく思います。

17歳という若さで、大人だらけの世界に、浦陸斗個人として飛び込んで、きっとまた一段と大きく成長するんでしょう。

頼もしくて誇らしいその姿、見届けさせてください。